2011年8月27日土曜日

ISO26000はガイダンス規格と聞きました。ガイダンス規格とはどういう意味ですか?


IISO26000はガイダンス規格で手引きであるといわれるのは、ISOの他の2種類の規格(工業規格とマネジメントシステム規格)との違いを表しており、推奨事項の集合体のようなものです。

ガイダンス規格という意味を理解するには、ISO26000が生まれるまでのISO(=国際標準化機構 International Organization for Standardization)の歴史と経緯を知ることが良いでしょう。


(ISO26000の基礎的概要についてはこちらをごらんください。)

■キーワード説明

ISO=1947年に発足した民間の国際標準化組織
国際標準化=製品やサービスの規格や仕様を可能な限り統一しようとすること(※ISOは英語の略称でなく、ギリシア語で均質等を意味するISOS(アイソス)が語源とされている)
日本ではISO14000やISO9000といったマネジメントシステムの認証規格が有名ですが、元々は工業規格でした。ISOの規格は主に3つに分けられます。
1 工業規格 2マネジメントシステム規格 3ガイドライン規格

■ISO規格の3分類
1.工業規格(1947年~)
工業製品の標準化に関する規格です。
第2次世界大戦時に兵器の修理部品が仕様等の違いからうまく使えないところから需要が生まれ、工業製品の規格を統一しておかないと大きなマイナスが生まれるため規格の統一が試みられたと言われています。その後様々な製品で規格が生まれ今では国際的認知を獲得しています。+-のネジや乾電池等、今まで作り出した規格は18,000を超えています。
2.マネジメントシステム規格(1986年 ISO9000シリーズ登場)
組織管理の仕組みについての規格です。組織が目標を作り達成するためのシステムを定めたものです。
ISO9000(品質)やISO14000(環境)に代表されます。これらは、各々の工業製品の規格が統一されていても、各工場間の品質に対するばらつきに対する課題や、工場等が環境に与える影響に一定の規格を作るために生まれています。こちらは認証規格です。
ISOはISO9000やISO14000のように、企業における仕組み(システム)の標準化において、一定の成功をおさめました。そして、今回、組織のあり方の標準化に踏み切ったのです。
それがISO26000です。
3.ガイダンス規格(2010年11月 ISO26000という新たな規格)
組織のあり方に関する規格です。「第三世代の規格」と呼ばれたりもします。ガイダンス規格は、推奨事項の集合体なので、マネジメントシステムと違いすべて定められた規格どおりに実行することは強制されていません。
■ ISO26000が生まれた背景

第二次世界大戦後、一次は順調な経済発展を見せた先進国も、国際化、組織の巨大化、強大化等の様々な要員から、人権、雇用、環境等様々な問題が大きくなりました。
また、不況による経済的問題もたびたびありました。経済的問題から企業の不祥事が表面化し大きな問題になったのも1990年代以降です。
こういった社会背景を受けて、ISOは下記の流れをとりました。
2001年 CSRを規格化することを検討
2004年 企業だけでなく組織一般の社会的責任を取り扱うことを確認(CSR → SR)
2005年 ISO26000の策定作業開始
2010年 11月 ISO26000「Guidance on social responsibility / 社会的責任に関する手引き」発行
これらが、ISO26000が生まれるまでのISOから見た背景です。
ISO26000はガイダンス規格で手引きであるといわれるのは、他の2つの規格との違いを表していることで、これらの背景を踏まえれば理解が深まります。

■CSRに関するセミナー、無料メルマガ配信

アミタグループでは、ISO26000の概要や、今後の注目ポイントについて学べる、CSRに関するセミナーの開催や、無料メルマガを配信しています。ぜひご参考ください。
 ■ISO26000、CSRコミュニケーション・マーケティング関連セミナー
 http://www.amita-oshiete.jp/seminar/category/theme/kankyo-csr.php
 ■CSR担当者の実務に役立つ「CSR JAPANニュース」
 無料メールマガジン「CSR JAPANニュース」
 https://www.amita-oshiete.jp/form/register.php

2011年8月20日土曜日

伝わっているつもりを改めて明文化する重要性

日経では被災地での事業構想が語られています。
本日2011年8/20(土)の日経新聞朝刊9面の「人こと」の欄に、アミタホールディングスの熊野会長の記事が掲載されました。

たまたま同僚と一緒にいて、「読んだ?」みたいな話でもりあがったときに、同僚が発した言葉が印象的でした。

「俺、これ読むまで会長がそんなことやろうと考えてるって詳しくは知らなかったわ。」

 もちろん開発案件だからというのもありますが、やはりTOPのメッセージを伝えることは改めて重要と思います。

1 直接対話の機会を設ける       →双方向型
2 きちんと明文化する           →情報の固定化
3 第三者からとりあげてもらう      →客観的影響力

この3つは重要ですね。特に3というのは効果があります。ここで言う場合は、第三者が客観的かどうか、なんていいんです。そういう風に感じて理解する人が一定数いるのですから。

外から改めて言ってもらうことで、やっぱりそうなんだ、うちって意外にすごい!(or だめだった)等々。

震災後、アミタグループがメディアに取り上げられることが増えてきました。今のままではだめ、変わらなければ、そういう感覚が皆様の中に増えてきたからかもしれません。後はきちんと我々が期待にお応えできるかだけですね。

■CSRに関するセミナー、無料メルマガ配信
アミタグループでは、ISO26000の概要や、今後の注目ポイントについて学べる、CSRに関するセミナーの開催や、無料メルマガを配信しています。ぜひご参考ください。

 ■ISO26000、CSRコミュニケーション・マーケティング関連セミナー
 http://www.amita-oshiete.jp/seminar/category/theme/kankyo-csr.php
 ■CSR担当者の実務に役立つ「CSR JAPANニュース」
 無料メールマガジン「CSR JAPANニュース」
 https://www.amita-oshiete.jp/form/register.php

2011年8月18日木曜日

ISO26000 各企業様のニーズ

8月8日はグローバルコンパクト、ISO26000分科会に参加してきました。

当日は、最初の分科会だったので、具体的な議論はしませんでしたし、分科会の内容は勝手にOPENにできませんが、各企業様のニーズはだいたい3つに分かれるなと思いました。

1 ISO26000そのものの情報収集
ISO26000がそもそもよくわからないし、まだはっきり目を通せていないので、共に学んでいきたい

2 ISO26000事例から実務への応用
ISO26000は読んだが、実務にどう落とすのか、具体的にどんな影響がでるのか実例を知りたい
その中でも、国内でもいい方と、とりわけ海外事例が知りたいという需要があります

3 ISO26000を使って、実際行動を起こしていきたい
特にISO26000で新しく追加された(といっても過言でない)「人権」と「コミュニティへの参画及びコミュニティの発展」について、先進企業への現場視察やNPO/NGOとのダイアローグへの需要があります

■セミナーのご案内

アミタグループでは、ISO26000の概要や、今後の注目ポイントについて学べる、CSRに関するセミナーの開催や、無料メルマガを配信しています。ぜひご参考ください。

 ■ISO26000、CSRコミュニケーション・マーケティング関連セミナー
 http://www.amita-oshiete.jp/seminar/category/theme/kankyo-csr.php
 ■CSR担当者の実務に役立つ「CSR JAPANニュース」
 無料メールマガジン「CSR JAPANニュース」
 https://www.amita-oshiete.jp/form/register.php

2011年8月17日水曜日

FSCはCSRにどうつながるのか?

8月8日はグローバルコンパクトのISO26000分科会に出た後に、アミタホールディングス株式会社で行われたワークショップに参加していました。ありがたいことに、会社のwebにも掲載してくれています。

弊社蝦名がグローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク会員向けに開催したワークショップでファシリテーターを担当

 

当日は、私もお仕事で大変お世話になっている企業様をゲストに迎えて、「豊かな森と人をつなぐ取り組みを考える」というテーマでワークショップでした。

ダイアローグは、大きく2つのテーマに分かれました。

1企業活動と森の関係
2FSCはCSRにどうつながるのか?


1 企業活動と森の関係について

企業の業態によって、どう関るか位置づけやストーリー作りが変わります。
「化学メーカーだが、生物多様性とどう関れば良いか?」
「人工林に手を加えてることは生物多様性になるのか?」
など具体的な質問も出ました。
 →この辺りはアミタさんに教えてもらうことにしましょう。


例えば、
■製紙メーカーさん
木はまさに本業の原料なので、良い原料調達の一つとして、

良い森を育てること→良い木を育てること→良い紙を作ること、作り続けること

です。(残念ながら、大手日本の製紙メーカーさんはほとんど今外国産材が原料なんで、このストーリーは厳密には違うのですが・・・)

■飲料メーカーさん
水はまさに本業の原料なので、良い原料調達の一つとして、


良い森を育てること→良い水を生み出すこと→良い製品を作ること


と本業とスムーズにストーリーが作れます。
もちろん製造メーカーさんで水を使わないところはほとんどないですが、
水そのものが商品になっている飲料メーカーさんはストーリーが作りやすい。

CSRという文脈でとらえられることは少ないですが、
最近は漁師さんが森を守る(特に広葉樹中心の雑木林)活動が注目されていますね。


良い森を育てること→良い水を生み出すこと→おいしく安全な魚を育てること

と本業との結びつきからきています。

例:北川漁業協同組合


ちなみにここの「ちょんがけ」という漁法で鮎を釣るの、とっても楽しいですよ。
次は仕事でないときに行きたいです。


でも、ユーザーとしてどこの企業様も紙は使います。
また、企業が関係している地域に山があれば、あるいは使っている水の源流までたどれば、山に行き着きます。ということで関係の大小あれどステークホルダーにはなりえます。
どれだけの利害関係を持つかは企業活動次第ですが。

そこで、2です。


2 FSCはCSRにどうつながるのか?

どんな企業でも、FSCの製品を使うことは、CSR調達になります。
ISO26000で川上、川下全てにおいて、企業はCSRを果たすことが明示されました。

でもFSC認証されていれば、少なくともその商品については、CSRを果たした購買といえます。
詳細はこちら→http://www.aiec-net.co.jp/fsc/meritt.html

このFSCという考え方、元々トリプルボトムラインを受け継いでいます。

■セミナー情報はこちら

FSC COC認証無料セミナー 開催予定

MSC関連セミナー

■その他AIECのサービスはこちら
トレーサビリティ監査 や フォレストック認定モニタリングサービス などは特にこれからのCSRに役立つサービスになるでしょう。 

■お問い合わせはこちら。


■メールマガジンもやっています。(「森林認証ニュース」 「MSC通信」)

2011年8月16日火曜日

CSR と トップコミットメントの関係 と アミタのトップのメッセージが聞けるラジオ


最近運営しているCSR JAPANオフィシャルブログに、CSR報告書をどう読んだらいいか?という記事がアップされました。

CSR・環境報告書、読んだことありますか?
―CSR/SRIの専門家からのメッセージ

ここで、記事を書いていただいた大和総研の河口様に共感するのは、(たくさんありますが)興味関心、自分と関るところから目的を持って読めば良いというところです。
CSR報告書ってなかなかいいこと書いてあるし、企業が社会性、環境性に関して、説明責任と情報開示責任を果たすために、報告していますので、他の媒体より正直に公開しているケースが多いです。

ちなみにCSR報告書では、TOPコミットメントということで、経営者メッセージを掲載することがガイドラインでは推奨されています。今まで見た報告書でTOPメッセージの無い報告書はありません。

それを読んでいると、仮に読み手にCSRの知識がなかったとしても、
経営者がCSRに対して、どう考えているかわかります。

→ CSR JAPANで各社の経営トップメッセージを見る

ということで、アミタのトップメッセージが生で聞けてしまう、
ラジオ放送のお知らせです(笑)

アミタホールディングス会長の熊野が出演する
WorldShift Radioの放送予定です。

TOKYO FM
8月19日(金)、26日(金)、9月2日(金) 21:30~21:55

FM FUKUOKA

8月19日(金)、26日(金)、9月2日(金) 21:00~21:30

AIR-G(北海道) および Rajio80(岐阜)

8月21日(日)、28日(日)、9月4日(日) 21:00~21:30


です!

パーソナリティは元三洋電機代表取締役会長の野中ともよ氏。
会長の熊野が持続可能社会の実現を目指すアミタを立ち上げた背景、
事業拡大の転換期のエピソード、現在の事業概要、事業に向けた姿勢、
震災復興に関するビジョン、人生を変えた大切な曲などを3週連続で放送します。

各放送日の翌週の月曜日午後以降、
番組HPからダウンロードしてお聴きいただけます。
http://www.tfm.co.jp/podcasts/worldshift/
また、同じく月曜日午後からPodcastにも配信されます。

お時間ある方はぜひ!

2011年8月10日水曜日

アミタ社員有志活動あみたたけ~アミタ流ステークホルダーコミュニケーション?~

当日は流しそうめんをやりました
8月6日はあみたたけに行ってきました。
(西武線の下山口駅徒歩15~20分というところです)

■あみたたけとは?
2006年の社内企画コンペで通った「あみたんぼ」という活動が元になっており、例年はたんぼを借りて育てていました。今年は畑になったので「あみたたけ」と呼んでいます。

そもそもは、アミタが事業として地域再生や農林水産のコンサルティングをしているのに、本社事務系の社員はまったく田んぼと無関係の生活。持続可能社会を目指している社員が生きる源となっている食糧について、作る喜びや苦労を知らないのはどうなんだろうか?

というところから、始まりました。

■目的は3つ
1 生産現場の苦労や感覚を少しでも身につける
2 社員の結束をはかる
3 外部のステークホルダーとのコミュニケーションをはかる

3はもちろんそんな事意識していませんが、結果そうなっているということです。
現在は、会社からの支援は無く、社員が自発的にやっています。

できたお米を「結わえる」という会社にお願いして、 
あみたんぼ米の宅配ランチとして販売するなど、少しずつ活動が進化しています。
(「結わえる」社長荻野さんも2008年のあみたんぼに来てくださいました。
もともとアミタグループの社員の前職の同僚さんで起業なさりました)

私自身2007年、2008年と参加していましたが、
出張や休日勤務が増えしばらくご無沙汰していました。

久しぶりに参加したら、昔仕事上で出会い、
今もグループ会社とお仕事を共にしてくださっている方や、
昔インターンとしてアミタを手伝ってくれた方が参加してくれていました。

こういう有志活動が社内で継続的に動いていることは、
非常にありがたいことで、これが縁で自分で畑をやりだした社員もいるとか。
経済性のステークホルダーとの関係継続がCR(カスタマーリレーション)なら、
これは広い意味でステークホルダーリレーションとして機能していると思います。

こういうところで、ステークホルダーが参加してくれて、
社員一人ひとりと人間としての絆を築くということは非常に好ましいことだと思います。

日ごろ拠点や部署が違うメンバーとの、業務上の意見交換等も出て、
社内のコミュニケーション促進にも役立っていると思います。

今回はあえてCSRの文脈に寄せて書きましたが、
要は楽しい活動やってますよということです。


ツイッターもやっているようですので、フォローしてあげてください。
@amitanbo


当日の様子は本家あみたんぼブログをご覧下さい。

参加してみたいという方はこちらまでご連絡ください。
※hotmail,gmail等フリーメールの方はブロックしてしまいますので、
 お手数ですが、携帯からご連絡ください。
(所属、氏名、連絡先(携帯電話番号)を明記ください )

2011年7月20日水曜日

ステークホルダーダイアローグってなぜやるのでしょうか?

企業活動において、影響を受ける利害関係者から、課題の抽出、または合意形成による決定を行うために行います。

実はこれはCSR特有の活動のように思っているかもしれませんが、「誰に」という軸と「何について」という軸を特定の組み合わせだと既に行われています。

■マーケティングリサーチ
こちらは、顧客に対して、自社の経済活動(商品価値)について、対話をします。アンケートの場合もあれば、実際商品を使ってもらいそのフィードバックをもらう等あります。この対話を通して、商品を改良して、企業は商品価値をあげていきます。

■IR
こちらは、株主に対して、自社の経営状況と今後の事業計画について、対話をします。(実際に企業の株主総会が対話になっているかは別として)もちろん、決議という重要な機能があり、上場企業はやらなくてはならないこととはいえ、これもダイアローグの一種です。その他株主投資家に対するメルマガを出していらっしゃる企業様や、優待をつけてらっしゃる企業様もいらっしゃいます。

■人事面談or社員アンケート
こちらは、従業員に対して、自社の職場関係等について、対話をします。アンケートや、面談、対話会等様々な手法があります。企業はこの対話を通じて、社員の不満やニーズを吸い上げ、経営に活かしていきます。

ちなみにアミタでは今、TOP自ら対話会を行っています。2006年の上場後、数々の新規事業部門の創設、大量の中途入社があり、様々な人が急に社内に入ってきました。そこで今一度経営TOPから企業の理念、創業の経緯、今後のビジョンを伝え、社員の質問にもそこで直接答えることで、社員の疑問、不安を解消し、経営TOPからうまく伝わっていること、伝わっていないことをTOP自身が直に理解し経営に活かしていく試みです。

■ステークホルダーダイアローグが難しそうに思える理由
いくつかありますが、経済性、社会性、環境性の3つの柱の中で、経済性以外のリレーションをきちんととってきた企業が少ないということです。経済性のリレーションは、顧客リストから、株主リスト、持っていない企業様はいないと思います。が、社会性や環境性の対話をおこなう際に、誰と行うかが難しいのです。

特に自然環境自体は狭義の意味で対話はできません。被害加害の因果が比較的明確な、公害型の環境問題は利害関係者が明確ですが、地球温暖化となるとすべての人が加害者でもあり被害者になります。どうしても現状は専門家となってしまいます。が、環境問題についてご専門でも、その企業をよく知っているかはまた別の話なので、つっこんだ議論にならない場合が多々見受けられます。

■環境性、社会性においてのリレーションが重要になる
即座の解決策はないですが、やはり社会性、環境性のお客様を増やしていくことしかありません。

1 企業の社会貢献活動、地域活動や環境活動への参加を促し、少しずつ関係性を育てていくこと
2 投資家、既存顧客に対して、社会性、環境性の対話を少しずつ増やしていくこと

将来的に経済性、社会性、環境性評価は少しずつバランスが取れていくほうこうにあります。
現在でも経済性評価で差がつきにくい商品サービスは、社会性、環境性において選択されるようになりつつあります。

将来の見込み顧客を育てるという意味でもCSR活動は企業にとって重要性を増すことは間違いありません。

■これからはTOPダウンから合意形成型へ
ISO26000を読んでいて、重要な転機が来ていると思うことがあります。近年企業は短期的、狭義的利益を得るために、権限を集中させて決裁権限によるトップダウンを行ってきました。しかし、それにより現代様々な問題が起こっており、そのためにトリプルボトムラインという経済だけでなく、環境、社会の3つの軸で企業活動を評価しようという動きになっています。

ISO26000が伝えようとしていることの中に、様々な価値観、評価軸とうまく対話し、長期的、広義的利益も目指しなさいということが入っていると感じています。今後も、スピードはもちろん企業の重要な指標でしょうが、対話による合意形成というものは重要になってくるはずです。

企業ですから毎年の決算報告にこだわるのはもちろんのことですが、いかにしてクリアするかの選択肢として、社会性、環境性の観点をバランスよく入れていくことがこれからの企業に必要とされていきますね。