企業の現場であっても、「CSR=企業の社会的責任」という認知はまだ道半ばです。
地方であったり、現場に行けばいくほどその浸透度合いは少なく、誤解されていることも多いです。
私は個人的に地域活性化にかかわる活動も、前の部署のつながりから続けていますが、
CSRと言われても全く知られていないのが現状です。
ただ、それ以上に問題なのは、皆さんがCSRという言葉の意味を個々人バラバラでとらえ、その違いを認識しないまま話をしたり、拒否したりしていることです。
■CSRって何ですか?あるある。
1.ボランティアに限定するタイプ
・清掃活動とか、祭りの支援とかさ。うちでもやっているよ。
(企業意外の方と製造系の方から伺うことが多い意見)
・あれは業績に余裕ある企業がPRのためにやるんでしょ。
本部はいろいろ言ってくるけど、とってもそんな余裕ないよ。
(営業・マーケティング関連部門から伺うことが多い意見)
2.経営=CSRとばくっとくくってしまうタイプ(あるいはCSR=経済責任と限定するタイプ)
・弊社は経営=CSRと考えています。つまりは儲けることこそCSRです。
(経営企画・経営層の方から伺うことが多い意見)
3.CSR=法令順守と限定するタイプ
・コンプライアンスの徹底を測ることでCSRを達成してまいります。
この延長線で「弊社は法律の基準をはるかに超えた自社基準でCSRを達成しています」という方もいらっしゃいます。
(法務、管理部の方から伺うことが多い意見)
上記、全部一部正解です。
でも、みなさん認識がバラバラのまま、通達が出たり、抽象的な方針が出たりするので、なかなかしんとうしないし、かみ合わないのですよね…
CSRに限らず、対話を行う大前提は、共通言語を持つこと。
まずは、対話の前にCSRのイメージをそろえておくことが第1歩ですね。
続きは気が向いたら、また書きます。
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