2012年9月18日火曜日

番外編_CSRが、取引先選定に影響するって本当?

久しぶりに弊社グループの「教えて!アミタさん」に記事を書きました。「CSRが、取引先選定に影響するって本当?」
http://www.amita-oshiete.jp/qa/entry/001481.php?utm=yebina

これはいくつかいただいた質問や、直面するあるあるの状況があって書きました。




1 中小企業は利益に余り関わらないCSR活動なんてやっている余裕はない
(だから特に取り組んでいないしやる予定もない)
2 B to BはCSR活動に取り組んでもあまり評価されない
 (だからやってないしやる予定もない)

3 CSRアンケートが来たけど、適当に答えといたらいいよね
 (とご担当者様が判断して勝手に返答しているケースは起こりうる)

1については、大手企業の環境認証取得という判断によって、
取引き先すべてに同認証が必要になったケース等が具体例として挙げられます。
別の記事でも書きましたが、新たにCSR活動を始める必要はないですが、
現状の取り組みを把握し、できていることいないことを明確に伝えていく必要があります。
(特に、できていることを伝えられていないケースがあるように思います)
http://www.amita-oshiete.jp/voice/entry/001025.php?utm=yebina

2は、記事中の経団連のアンケートにあるとおり、法人のほうがはるかに厳密に
取引先選定にCSRを組み入れています。
日本だと、まだまだCSRが消費に影響を与えるのはこれからです。
ただ、それは一つは企業の情報発信がうまくいっていないという点もありそうです。
(こちらはCSR入門のセミナーで少しお話しています)

3は、実務をしていると意外とあるだろうなと思ったのです。
CSRレポートや方針をきちんと立てていても、社内にその意味や重要性が周知されておらず、
アンケートが来た部門が、よくよく調べずに回答してしまうケースです。
3はまさに運用の重要点ですね。
(関連した内容はCSR基礎のセミナーで御伝えしています。)

ということで、下期セミナーに向けて、少しずつ記事を記載してまいります。

■アミタのCSR関連セミナー
http://www.amita-oshiete.jp/seminar/category/theme/kankyo-csr.php?utm=yebina